こんにちは。
突然ですが、双葉の作業の主軸といえば
お箸作業!!
これをメインに利用者様に取り組んで頂いています。
お箸作業とは以前にもご紹介させていただきましたが、割り箸を箸袋に入れ爪楊枝やお手拭きなどと一緒に袋に入れていく作業です。
職員は利用者様の出来ないところをカバーしたり、コミュニケーションを図りながら利用者様が作業に取り組みやすい雰囲気作りをしたりしています。
双葉の利用者様が仕上げたお箸は、駅弁などのお弁当で使われています。
ですので、今のコロナウイルスの影響で旅行するお客様は前年よりも少ない数になっていることで作業量自体が減っており、その結果、双葉での作業も少なくなってきているのです。
そんな時こそやっていなかったことにチャレンジしてみよう☆
ということで、一人の利用者様にいつもとは違う工程に取り組んでみようと提案したところ...、
やり始めは細かな間違いが出て綺麗にできなかったものが、
1時間後....
...上手くなってる!!!
「凄い!凄い!」
と、
周りの職員さんたちと喜びを分かち合いました。
ありふれた日常の中の忘れてしまいそうな1ページです。
でも、その利用者様には確かに
「喜び」
があったと思います。
さらにはその光景を見た私たちにも「喜び」がありました。
私たちには、大きな変化を生み出すことはなかなか出来ません。
しかし、こういった小さな喜びの積み重ねが、やがて大きな変化や大きな喜びに繋がっていくのだと思います。
こういう“達成感”や“周りの人に認めてもらうこと”などは、「生きる力」を生み明日への活力となります。
皆それぞれが日常という名の道を歩いていますが、
隣の人が喜んでくれること、一生懸命頑張ること、それを認め受け入れ賞賛する共感すること、日常の中で見落としてしまいそうなそんな小さな喜びを拾いながらこれからも歩んでいきたいものです。