こどもたちと認知症を学ぶための教材ができました。

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こどもたちと認知症を学ぶための教材ができました。

九州を中心に大雨が続いています。
日に日に被害の状況が見えてきました。
被災された方々にお見舞い申し上げます。

もういつどこで起こっても…
まずは自分たちの備えを。

社協さんなど支援の動きにそって
私たちにもできること考えていきます。

さてぽっちでは、7月に入り、
見学など外部の方の受入れも再開しました。

先日も初めてのお客様が、
Oさんに会いに(^^)

明石市の高齢者総合支援室のみなさん。

できあがったアレを持ってきてくれました。

紙芝居と感謝状です。

こどもさん向けに認知症を理解するための
紙芝居をつくりました。

主に小学校で教材として使われるとか。

すごいすごい(^^)

Oさんはその ”絵” を担当。

お話をいただいたのは昨年の9月。

最初は文章を読んで、不安に………

PJチームの方にイメージ図ももらって、
スタッフと画像検索して場面をつかみながら、
コツコツがんばりました。

背景は市のみなさんが加えてくださいました。
ありがとうございましたm(__)m

ではちょっとだけ、ご紹介します。

「ぼくのおじいちゃん」

ぼくのおじいちゃんは優しくて元気!
竹トンボや宿題を教えてくれたり、昔の話をしてくれたり。
でも突然、行方不明になったことも…
お母さんは、おじいちゃんと一緒に病院へ。認知症と診断を受けました。
先生は「間違っても叱らず心を傷つけないように…」
「安心して過ごせる環境をつくってください」とアドバイスしました。
その後も、ご飯を食べたばかりなのに「食べてない!」と怒りだしたり…。
またある時は、ぼくの大事にしていた虫の標本をバラバラしたり…。
でも散歩しながらいろんなお話をして、おじいちゃんはぼくを大事にしてくれていて、やっぱりおじいちゃんが大好きで…
いろいろ心配もあるけれど、町内会の人たちとも協力しながら
おじいちゃんにずっと元気でいてほしいと願っています…

おしまい。

実物は15ページに。

認知症になっても
好きなことや得意なこと、
家族や友達、地域との関係、
大事にしていること、
役割、
誇り。

”その人らしさ”を見つめること。

身近な人が理解をして
支え合っていくことの大切さを
わかりやすく伝えてくれます。

(認知症に限ったことではないですね。)

たくさんの子どもたちに
読んで知っていただけますように。

このような機会をありがとうございました。

~おまけ~

Uさん、早速 読んでみて…

号泣(笑)