【最終章】4年越しの衣替え

  • スタッフの徒然日記
  • 事例紹介
  • 今日の出来事
  • 大地の家

【最終章】4年越しの衣替え

こんにちは、大地の家です。

「ギャバンとカクレンジャー」

「支援が変われば毎日が変わる

という記事でお届けしている、KさんとTさんシリーズ。
第1弾、第2弾では、私たちの関わり方や環境の工夫によって、ご利用者の生活や表情が少しずつ豊かに変わっていく様子をご紹介してきました。
(まだご覧になっていない方は、ぜひ過去のステップもあわせてご覧くださいね!)

今回は待望の『第3弾~最終章~』として、利用者のKさんと職員のTさんがじっくりと積み重ねてきた、衣替えのエピソードをお届けします!!!

実は先日、Kさんが「4年越し」となる夏の衣替えを、とってもスムーズに行うことができたのです!
半袖姿になったKさんが、こちらっ!!!

Kさんは、衣服に対してとっても強いこだわりをお持ちの方です。
Tさんが出会った当初は、着ている服が破れてしまっていても、新しいものに交換することすら難しい状態でした。

そんなKさんの心に寄り添い、焦らず、少しずつ、本当に少しずつ・・ステップを重ねてきたのが職員のTさんです。

衣服を変えるということは、Kさんにとって大きな変化であり、とってもエネルギーのいること。

そんな気持ちに寄り添いながら、Tさんがこれまでに重ねてきた丁寧な「事前準備」と「見通しの共有」。
今回、実践した“7つのステップ”をご紹介します。


  1. 1ヶ月前からのアプローチ
    「半袖」の話題を出し、「3代目ギャバン」「クールビズギャバンになろう!」とお話しして前向きにイメージできるように。

  2. カレンダーでの視覚化
    6月に入り、何日から半袖に変わるのかをカレンダーでお伝え。

  3. 流れの事前確認
    買い物当日のスケジュールをKさんと確認し、ご了承をいただいた上で提示。

  4. 前日のリマインド
    前日には出発時間などを書いた紙をお渡しし、心の準備を。

  5. 試着で「自分のもの」認識
    お店ではすぐ購入せず、一度試着を。「着心地はどう?」「すごく似合っていますよ!」と声をかけることで、これから自分の服になることを実感してもらい、嫌な気持ちを残さず帰路に。

  6. 帰所後のスムーズな切り替え
    大地の家に帰ってすぐ半袖に着替え、もう一枚は入浴準備へ。着ていた長袖はすぐに洗濯してタンスへしまい、「長袖は10月〜」と書いた紙を貼って、物理的にも視覚的にも区切りをつける。

  7. お姉さんへの嬉しい報告
    半袖に着替えられたこと、そして大好きな「王将に行きたい!」という思いを、Kさんからお姉さんへお電話で報告。
    このお電話の行程も、事前に組み込んでいたお楽しみの一つです☺

当日、買い物から戻ってきたKさんに対して、周りのスタッフも「おぉー!かっこいい!」「似合ってる!」と大絶賛! Kさんもとても誇らしげで、気分よく半袖へと移行することができたようです✨

「破れた服も替えられなかった」4年前から、自分で選んだお気に入りの半袖を着て、笑顔で過ごせる今日へー。

第1弾、第2弾からのすべての歩みが今日に繋がっています。
Tさんの丁寧な支援の積み重ねが、Kさんの「毎日」を新しく変えました。

Kさん、本当にがんばりましたね!
そしてTさんの丁寧な支援が実を結びました☺
ブラボ~👏