理事長メッセージ

ごあいさつ

「人生、楽しもう」

 このたび、社会福祉法人明桜会の理事長に就任いたしました小松正和でございます。

 まずは日頃より当法人の活動に温かいご理解とご支援を賜っております皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

 明桜会は、初代理事長・湊信一様、第2代理事長・生島淳伍様、第3代理事長・日下孝明様をはじめ、これまで法人を導いてこられた歴代の役員の皆様の献身的なご尽力により、着実にその歩みを進めてまいりました。その礎の上に、今日の明桜会が存在しております。私はその重みを受け止め、責任を胸に刻みつつ、未来へと新たな一歩を進めてまいります。

 また、その歩みを支えてきたのは職員一人ひとりの真摯な努力、そして地域の皆様のご理解とご協力であることも改めて申し添えたいと思います。

 現代社会は少子高齢化や価値観の多様化など、福祉を取り巻く環境が大きく変化しています。こうした中で明桜会が果たすべき使命は、「誰もがその人らしく、生きていてよかったと実感できる人生を送ることを支えること」であると強く感じております。人は一度しか生きることができません。その限られた時間を、利用者様もご家族も、そしてここで働く職員の皆様も、それぞれが願う人生として実現していただきたい――それが私の願いです。

 言葉を換えるならば、私のモットーは「人生、楽しもう」ということです。

 明桜会というフィールドを通じて、利用者様もご家族も職員も、それぞれの人生を大いに楽しみ、喜びを感じながら日々を積み重ねていただきたいと願っております。そのために、私は現場の声にしっかりと耳を傾け、皆様と共に考え、共に歩む姿勢を大切にしてまいります。

 今後は、法人運営の透明性をさらに高め、信頼される組織づくりに努めるとともに、地域とのつながりをこれまで以上に強めてまいります。ボランティアや地域団体、行政や他法人との協力関係を深め、地域全体が「支え合い、誰一人取り残さない社会」となるよう取り組んでまいります。福祉は誰かのためだけにあるものではなく、すべての人が関わり合い、人生を豊かにする営みであると私は信じております。

 結びにあたり、これからの明桜会が地域にとってより一層信頼され、必要とされる存在であり続けるよう、全力を尽くす決意をここに表明いたします。今後とも皆様の温かいご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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社会福祉法人明桜会

理事長 小松正和