食べる機能の障害理解と支援

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食べる機能の障害理解と支援

今月の職員会議では、言語聴覚士の泉和男さんにお越しいただき
「食べる機能の障害理解と支援」というテーマでお話いただきました。

大地の家のなかでも、ご利用者の加齢による摂食嚥下機能の低下等から、
のど詰めのリスクも考えながら支援をしていかなければいけません。
リスクを最大限に抑えるためには、スタッフが安全な食事方法をしっかり
理解することが大事。

泉さんには事前にご利用者の食事風景を見ていただき、それぞれの食事の仕方や
姿勢など課題になるポイントも教えていただきました。
嚥下機能に合わせた食事形態や、使用する椅子やアイテムを工夫することで、
ぐっと食べやすくなります。

実際に食べる行為を行いながら、嚥下機能についても学びました。

「食べる」ことは大きな楽しみでもあります。
ご利用者のみなさんが、「楽しく」「安全に」「おいしく」食事をとり
続けることができるよう、わたしたちにできることを精一杯取り組んでいきます。

今回の講義を通して、ご利用者一人ひとりに対して
適切な食事形態になっているか、快適な食事姿勢か、使いやすい食器で食事提供ができているか、
改めて考え見直す機会となりました。
できるところから、ご利用者の食事場面・口腔ケアの場面で活かしていきたいと
思います。

泉さん、貴重なお時間ありがとうございました。